関西学生柔道優勝大会が5月25日(日)、兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で行われ、男子は1988年以来37年ぶりの3位に入りました。
男子は2回戦(7人制)で摂南大学と対戦。先鋒が敗戦する苦しいスタートとなりましたが、5勝1敗で圧勝し、3回戦に進出。3回戦では大阪産業大学と対戦し、3勝1敗で勝利して準決勝に進み、近畿大学との準決勝では1勝5敗で敗れましたが、6月の全日本学生柔道優勝大会への出場権を獲得しました。女子は強豪の明治国際医療大学と対戦し、1回戦敗退となりました。
◆男子?池田 3試合オール一本勝ち
男子の池田孝輔(体育3年、延岡学園)は3試合全て一本勝ちしました。特に準決勝では、相手に絞技をかけられるなど、苦しい展開になりましたが、縦四方固めで一本勝ちを収めました。池田は「指導者?仲間に恵まれ、厳しい環境で練習した結果が出てうれしい。試合中の仲間の応援が力になった。準決勝では自分が負けるとチームの敗戦が確定するので、何が何でも勝つつもりで臨んだ。チームとしても久しぶりの3位になり、今後の大会に良い雰囲気で臨める」と語りました。
◆女子?増子 世界Jr2位の強豪と引き分ける健闘
また、女子の増子和奏(体育3年、東大阪大学敬愛)は世界ジュニアで2位の実績を持つ強豪選手に引き分けに持ち込む大健闘を見せました。増子は「試合前に対戦相手を聞いたとき、自分とは相性が良く戦いやすいと思った。試合では良い組手が取れず、自分の形を作れずに投げることができなかったが、どうにかして副将につなげることを考えていた。6月の全日本学生柔道優勝大会に向けて練習します」と語りました。

3試合全て一本勝ちした池田選手

強豪相手に奮闘する増子選手
BACK
社会貢献?附置施設
BACK